ここは宿のオーナーさんが経営している土産物屋があるらしい。
オーナーさんに聞いていた、アザラシの子供が飼われているところを見物する。
人慣れしたアザラシの子2頭(わかめとこんぶ)は餌を持っている人を見ると寄ってくるのでかわいい。
しばらくするとオーナーさんがスペースギアに乗って漁から帰ってきたので挨拶すると、色々サービスしてもらって(内容は内緒)、大感激。
いろんな意味で贅沢な宿だった。
お礼を言って仙法志御崎公園を後にし、島を反時計回りに道道108を走りオタトマリ沼へ。
走るにつれて、徐々に天気が回復してくる。
ここは観光バスが何台も来る。
この沼はバックに利尻富士がそびえて景色がいいのだが、今日は雲がかかっていて山はよく見えない。
沼の周りを一周してみると、礼文島では見られなかった花が見られて、思わぬ発見があった。
売店でハマナスソフトを買っていただく。ハマナスの風味は少し感じられたかな。
小一時間ゆっくりしたが、フェリーの時間もあるので出発する。
鬼脇までくると、利尻富士もかなり見えてきた。近くで見られてラッキー。
黄色い花が咲く道端で小休止。
島の東側からは北海道本土が見える。宗谷丘陵あたりか。
さらに道道108を走り、姫沼へ。
ここはオタトマリ沼と違って観光客が少ない。
ここも沼の周りを一周してみる。
駐車場に戻ると12時近かったので、鴛泊で昼食をとる。
食後、フェリーの時間まであまり余裕がなかったが、ペシ岬へ行ってみる。
結構な坂を登っていくので息が切れる。
ここからの景色はなかなかのもの。礼文島が遠望できる。
ここから見る夕陽はきれいだろうな。
時間もなかったのですぐに下りてフェリー埠頭へ。
14時5分のフェリーに乗船。
利尻富士のてっぺんが見えたのは、利尻島を離れてからだった。
約2時間で稚内港に到着。
今日の泊まりはサガレンに決めていたので、直行してチェックインする。
まだ誰も来ていない。
ここは、シャッター付きのバイク用ガレージがあり、安心できるライダーハウスだ。
宿のおかみさんはよく笑う人だった。
しばらくしたら、もう一人YAMAHAに乗った泊まり客が来た。
熊本から来ている、俺より年配の人で、不景気のせいで会社を辞めて日本一周をしているらしい。
彼は食事を買ってきていたので、俺は街中へ食事に出かける。
その際に半島の西側を走ってみるが、天気のせいで夕陽は望めそうになかった。
居酒屋で寿司を食べるが、さすがに漁港の近くだけあってネタが美味い。
帰りにセイコマで発泡酒を買って帰って、同宿の人と一緒に飲みながら旅談議。
夜10時には眠くなって就寝。
◆天気:曇り後晴
◆本日の走行:70km
あなたにおススメの記事