2023夏トレッキングキャンプ3日目@涸沢野営場 後編
序盤はテント場の横の階段を登っていく
岩の隙間から青い可憐な花が咲いている。
イワギキョウというらしい。
この登山道は危険な箇所はなく、安心して登っていける。
10:05
涸沢岳3110mに登頂
北穂高岳方面から来た3人のパーティの方に撮ってもらった
この3人のパーティは南岳から
大キレットを通ってきたらしい
しかも、この青いヘルメットの子は小学生なのだが、全国の3000m以上の山を征服中とのこと
この山頂からの眺めもなかなか素晴らしい
北側には、
北穂高岳と、その向こうに
槍ヶ岳
南を見ると、
奥穂高岳と
前穂高岳
穂高岳山荘の赤い屋根も見える
大喰岳、
中岳、
南岳も見えるので、この山頂からは近くに3000m超の山が7座見えることになる。
雲が取れてくれたら、南アルプスの峰々やその向こうに富士山も見えるだろうから、もっと多くの3000m峰が見えるんだろうな。
常念岳もはっきり見える
見下ろすと、
涸沢カール。涸沢野営場も見える。
さて、ここからどうするか検討する。
地図を見ると、北穂高岳へ向かうには鎖場とかかなりハードな箇所がありそう
そこそこ疲労もあるので、集中力低下による事故にもつながりかねない...
ということで、来たルートで帰ることにした
登ってきたルートを淡々と下りていく。
10:30 穂高岳山荘まで戻ってきた。
自分へのお土産を買って、時間もあるので山荘前の石のデッキに座り込んで眺めを楽しんだりしてみた。
10:45 山荘から下山開始
ザイテングラートを下っていくのだが、この時間でも登ってくる人が結構いる。
鎖場や岩下りの箇所では、登ってくる人とのすれ違いには気を遣う。
11:34 ザイテングラート取付点まで下ってきた
ここで、ほっと一息の休憩
12:04 涸沢パノラマコースの分岐まできた。
ここからは
パノラマコースを歩くことにする
見晴岩からは涸沢カールを見渡せる
12:50
涸沢野営場に帰着
ヘルメットを返却してからテントに戻り、着替えて荷物を片付けてたら、あとはお楽しみ時間。
生ビールと名物の
おでんをいただく
まずは今日の登山からの無事帰還を祝してカンパーイ
ただ、残念なことにおでんに味がついていない。ゆでただけのような感じ。
しかもダイコンはかたくて、お箸で切りづらいくらい。
8年前に食べたときは美味しかったので楽しみにしてたのに...
デッキには昨日知り合った京都・亀岡の男性が見えたので、今日の行程を語り合った。
彼は、北穂高岳に登ってきたそうで、展望が最高だったと感激されていた。
テント数は昨日と同じくらいかな
夕飯は保存食の
ビビンバリゾッタと
フリーズドライ味噌汁
夜はテント内でウイスキーをチビチビ。
これはやめられまへんなあ~
ウイスキーが無くなったらやることないので、20時30分に就寝
今日の行程は、登りがCT比118%、下りがCT比101%だった
奥穂高山頂で滞在時間が長かったので、それが無ければ登りも104%なのでまあまあかな。
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