2019夏トレッキングキャンプ1日目@ババ平キャンプ場

ねてる

2019年08月04日 23:58

1日目: 上高地~横尾~ババ平キャンプ場
2日目: ババ平キャンプ場~天狗原分岐~槍ヶ岳~天狗原分岐~ババ平キャンプ場
3日目: ババ平キャンプ場~横尾~上高地


夏になると疼いてくるトレッキングキャンプの虫
今年は身辺事情のため行けるかどうかわからなかったが、タイミングが8月1日(木)~3日(土)なら何とか行ける可能性が出てきた。
直前ではあったが、仕事のほうは関係者と直接交渉して調整をつけ、無理を承知で有給休暇申請したら、すんなり許可されたので、この日程に決定。
行き先は、機会あれば行ってみたいと思ってた、北アルプス槍沢ルートにする。

7月31日(水)

会社から帰ったら夕食と風呂を済ませて、出発準備。
夜中に平湯に到着して仮眠を取る予定で出発する。
京都東ICで名神に乗り、1時間おきくらいにSAで休憩をとっていく。

多賀SA


長良川SA


ひるがの高原SA


飛騨清見ICで高速を下り、R158を東へ。
夜中1時ごろに平湯の駐車場前に到着したら、3台目だった。
駐車場のゲートがあくまで手前で停めて、車中で仮眠を取る。


8月1日(木)

4時前に駐車場に入れて、出発準備。
4時50分の始発のバスに乗って、上高地へ向う。

さすが平日だけあって、バスは満員にはならない。

上高地バスターミナルには登山者でいっぱい。
ここで昨日買ったサンドイッチを食べて、出発。

河童橋では、さすがに時間が早いので、観光客はおらず、登山者ばかりだった。
昨年登った焼岳がきれいに見える


穂高岳方面は、少し雲がかかっていたが、天気は良さそう。


6:07 小梨平キャンプ場を通過


6:44 明神館に到着

ちょっとだけ休憩

梓川沿いのルートが多く、景色がいい。


7:41 徳沢に到着

ここでも5分ほどの休憩で先に進む



8:42 横尾に到着


ここで15分ほどの休憩をとる。
今回からマットはパンクの心配のないmontbellのフォームパッドを持参。
ただサイズは長いので、ザックの外にくくりつけるしかない。


横尾からは、初めて歩く道だ。
すぐに槍ヶ岳蝶ヶ岳の分岐があり、槍ヶ岳方面へ進む。


9:47 一の俣に到着


沢の水が冷たく涼しくて気持ちいいので、ここで10分くらい休憩



一の俣を過ぎてからは登りがきつくなってくる。
体力不足の俺にはかなりきつい。
息を切らしながら、頻繁に休憩を取りながら登っていく。

10:35 槍沢ロッヂに到着

ここでキャンプの受付をする。
キャンプ地まで離れているのでぬるくなるけど、ビールを1缶買ってから登っていく。

ここからの登りもきつく、ぜーぜー言いながら登っていく。

11:31 ババ平キャンプ場に到着

とても狭いキャンプ地だが、さすがに平日だけあって、まだ5張程度でガラガラだ。
山側の適当な場所に、プロモンテVL16を設営完了。
大きな石がいっぱいころがってるので、これを利用してガイラインを引っ張る。


設営完了したら、ぬる~くなったビールをプシュっと


インスタントコーヒーでおやつを食べて、景色を眺めながら時を過ごす。


夕食は保存食の牛飯赤出汁
保存食は美味くはないが、とにかく軽量化には貢献してくれるので、俺にとっては山の定番飯だ。


その後は、テント内にこもって、スマホラジオを聴きながらウイスキーをちびちび。

これは、やめられまへんなぁ。

本日のタイムは、CT比99%だった。

先日調達した、ファイントラックのスキンメッシュソックスメリノスピンソックスの重ね履きを、今日はじめて試してみたけど、蒸れずに快適に歩ける。
テント場に着いて靴下を脱いだときの、あの嫌~な匂いも気にならない程度で、日本の技術力の高さを思い知らされた。
これからのトレッキングには必需品になるな。


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◆キャンプ場情報(2019年8月時点)

利用料は1000円(大人)

上高地からCTで4時間50分で槍沢ロッヂに到着し、さらに40分くらい登ったところにある。

以前は槍沢小屋があったらしいが、現在は建物の遺構だけが残っている。

とにかく狭いキャンプ地なので、標準では30張とのこと。


ここはトイレが不評だったようだが、数年前にこのきれいなトイレになったらしい。


水場はこんな流し台で蛇口が2つ


この日は夜も翌朝も半袖Tシャツでも寒くないくらいだった。

シュラフは#2でも暑いくらいで、掛け布団がわりにして寝てちょうどよかった。

携帯はdocomoでは4Gでアンテナ1~2本で通信可能。


ロッヂから離れているので、冷たい飲み物を買ってきてもぬるくなってしまうのが難点。

だが、これより上は殺生ヒュッテまでキャンプ場がないため、ここの存在価値は高いと思う。



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