2019夏トレッキングキャンプ1日目@ババ平キャンプ場
1日目: 上高地~横尾~ババ平キャンプ場
2日目:
ババ平キャンプ場~天狗原分岐~槍ヶ岳~天狗原分岐~ババ平キャンプ場
3日目:
ババ平キャンプ場~横尾~上高地
夏になると疼いてくるトレッキングキャンプの虫
今年は身辺事情のため行けるかどうかわからなかったが、タイミングが8月1日(木)~3日(土)なら何とか行ける可能性が出てきた。
直前ではあったが、仕事のほうは関係者と直接交渉して調整をつけ、無理を承知で有給休暇申請したら、すんなり許可されたので、この日程に決定。
行き先は、機会あれば行ってみたいと思ってた、北アルプス槍沢ルートにする。
7月31日(水)
会社から帰ったら夕食と風呂を済ませて、出発準備。
夜中に平湯に到着して仮眠を取る予定で出発する。
京都東ICで名神に乗り、1時間おきくらいにSAで休憩をとっていく。
多賀SA
長良川SA
ひるがの高原SA
飛騨清見ICで高速を下り、R158を東へ。
夜中1時ごろに平湯の駐車場前に到着したら、3台目だった。
駐車場のゲートがあくまで手前で停めて、車中で仮眠を取る。
8月1日(木)
4時前に駐車場に入れて、出発準備。
4時50分の始発のバスに乗って、上高地へ向う。
さすが平日だけあって、バスは満員にはならない。
上高地バスターミナルには登山者でいっぱい。
ここで昨日買ったサンドイッチを食べて、出発。
.
河童橋では、さすがに時間が早いので、観光客はおらず、登山者ばかりだった。
昨年登った
焼岳がきれいに見える
穂高岳方面は、少し雲がかかっていたが、天気は良さそう。
6:07
小梨平キャンプ場を通過
6:44
明神館に到着
ちょっとだけ休憩
梓川沿いのルートが多く、景色がいい。
7:41
徳沢に到着
ここでも5分ほどの休憩で先に進む
8:42
横尾に到着
ここで15分ほどの休憩をとる。
今回からマットはパンクの心配のないmontbellのフォームパッドを持参。
ただサイズは長いので、ザックの外にくくりつけるしかない。
横尾からは、初めて歩く道だ。
すぐに
槍ヶ岳と
蝶ヶ岳の分岐があり、
槍ヶ岳方面へ進む。
9:47
一の俣に到着
沢の水が冷たく涼しくて気持ちいいので、ここで10分くらい休憩
一の俣を過ぎてからは登りがきつくなってくる。
体力不足の俺にはかなりきつい。
息を切らしながら、頻繁に休憩を取りながら登っていく。
10:35
槍沢ロッヂに到着
ここでキャンプの受付をする。
キャンプ地まで離れているのでぬるくなるけど、ビールを1缶買ってから登っていく。
ここからの登りもきつく、ぜーぜー言いながら登っていく。
11:31
ババ平キャンプ場に到着
とても狭いキャンプ地だが、さすがに平日だけあって、まだ5張程度でガラガラだ。
山側の適当な場所に、
プロモンテVL16を設営完了。
大きな石がいっぱいころがってるので、これを利用してガイラインを引っ張る。
設営完了したら、ぬる~くなったビールをプシュっと
インスタントコーヒーでおやつを食べて、景色を眺めながら時を過ごす。
夕食は保存食の
牛飯と
赤出汁
保存食は美味くはないが、とにかく軽量化には貢献してくれるので、俺にとっては山の定番飯だ。
その後は、テント内にこもって、スマホラジオを聴きながら
ウイスキーをちびちび。
これは、やめられまへんなぁ。
本日のタイムは、CT比99%だった。
先日調達した、ファイントラックの
スキンメッシュソックスとメリノスピンソックスの重ね履きを、今日はじめて試してみたけど、蒸れずに快適に歩ける。
テント場に着いて靴下を脱いだときの、あの嫌~な匂いも気にならない程度で、日本の技術力の高さを思い知らされた。
これからのトレッキングには必需品になるな。
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◆キャンプ場情報(2019年8月時点)
利用料は1000円(大人)
上高地からCTで4時間50分で槍沢ロッヂに到着し、さらに40分くらい登ったところにある。
以前は
槍沢小屋があったらしいが、現在は建物の遺構だけが残っている。
とにかく狭いキャンプ地なので、標準では30張とのこと。
ここはトイレが不評だったようだが、数年前にこのきれいなトイレになったらしい。
水場はこんな流し台で蛇口が2つ
この日は夜も翌朝も半袖Tシャツでも寒くないくらいだった。
シュラフは#2でも暑いくらいで、掛け布団がわりにして寝てちょうどよかった。
携帯はdocomoでは4Gでアンテナ1~2本で通信可能。
ロッヂから離れているので、冷たい飲み物を買ってきてもぬるくなってしまうのが難点。
だが、これより上は殺生ヒュッテまでキャンプ場がないため、ここの存在価値は高いと思う。
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