今年初めてのキャンプツーリングに行ってきた。
私事の関係上、土曜日午後からの出発で、日曜日午前中に帰着するという、云わばキャンプだけのために行ったようなものだった。
土曜日は、午前中は天気が悪かったが、午後は回復してきた。
時間の関係で、出撃先は、琵琶湖の西側、比良山系の麓に位置するD's Woodというキャンプ場だ。
とにかく近いので、買い出しは、自宅近くのスーパーで済ませて行った。
自宅から湖西道路経由で50分。途中少し雨がパラパラきたが、カッパを着ることもなく到着。
このキャンプ場は、山を少しだけ切り開いて作られた、手作りの林間キャンプ場だ。
入口をはいると、左側に、管理棟兼喫茶店のD's Hutと、右側に、土産物を置いているログハウス風の建物がある。(写真は翌日に撮影したもので、当日は曇っていた)
管理人さんは、60歳前後のおじさんで、気さくな人だ。
あまり商売っ気もなさそうな感じで、趣味で経営しているみたいだ。
この日は、私以外には、夫婦が1組設営されていただけで、サイトも選び放題だった。
といっても、サイト数はそんなに多くはなく、土のサイトは4サイト分で、デッキサイトがいくつかあるだけの、こじんまりしたキャンプ場だ。
オートサイトではないが、ある程度近いところまで車両を近づけられるので、あまり不便は感じない。
私は、一番上の陽だまりサイトに設営した
炊事場は1か所で、洗剤やスポンジも常備していて、お湯も出るが、トイレは水洗ではない。
設営後、焚き火のある、囲炉裏小屋というくつろぎスペースにお邪魔すると、管理人さんと常連さんが酒を飲みながら、世間話に花を咲かせていて、私も入れてもらってしばし談笑
ここは、焚き火を推奨しており、薪が無料でいただける(といっても、使い放題ではないが)。
ビールケースにいっぱいの薪をいただき、焚き火を始める
今回の目的の一つとして、焚き火缶とトライポッドをデビューさせることがあったので、早速使ってみた。
いやー、雰囲気あるなあ。新品の綺麗な焚き火缶が、いっぱつで男前になった
夕食は簡単にレトルトカレーとサラダだけを食し、後は酒を飲みながら、焚火で遊ぶ。
至福のひと時を過ごし、薪が無くなった10時頃に就寝。
今回も、ステイシーⅡのインナーを付けずに、ボイジャーコットを使うスタイルだ。
外は結構寒かったが、#2とフリースインナーの組み合わせで、朝までぐっすり。
日曜日は晴天に恵まれた。
朝は6時に目覚めたので、目覚めのコーヒーを飲む。
それから、近くにある楊梅の滝を、散歩がてら見に行く。
雌滝と雄滝があり、雌滝までは5分くらい
雄滝まではそこから20分くらい山道を歩く。
雄滝は落差40mと滋賀県最大の滝だけあって、今日は水量も多くて、なかなか見応えもある。
途中の京峠からは、琵琶湖が綺麗に見えて、疲れを癒してくれる。
キャンプ場から往復40分くらいの、ちょうどいい散歩コースだった。
朝食はふりかけて混ぜるだけの、簡単ペペロンチーノスパゲティ。
その後は、ゆっくり乾燥撤収して、管理人さんに1500円(ライダー料金)を支払って、帰路につく。
いつも思うが、一泊にしては荷物多すぎるかな。
林間サイトで雰囲気があり、焚き火をしながらのんびりできる、ソロには適したキャンプ場の一つだと思う。
トイレが水洗でないところや、オートサイトが無いところなど、ファミキャンには少し辛いかも。