東北ツーリングレポート3日目

ねてる

2018年09月30日 00:12

9月13日(木)

年寄りなので朝は暗いうちから目覚めるのだが、薄明るくなってきた5時過ぎに起きる。

まわりのライダーたちはまだ起きてきていない。

少し場内を散策してからテントに戻り、朝日が上るのを待つ。

5:27 朝日が雲間から上り始める

まずは簡単コーヒーでいっぷく


それから茶漬けで朝食をささっと済ませて、撤収に取り掛かる。


そのころに右隣に張っていた仙台のライダーさんが起きてきて、今日の予定などを話していると、地元民だけあって、気が向くままに走るとのこと。
彼は、今回が初キャンプとのことで、いろいろ質問された。
なかでも、荷物の積載方法で苦労したらしく、キャリアに食いついていた

左隣に張っていた横浜のライダーさんは、俺の撤収直前に起きてきて、10時ごろ出発する予定とのことで、朝から火をおこし始めてた


7:00 撤収完了し、左右に張ってたライダー2人に挨拶して出発



雲が多い天気だが、雨雲ではないので雨の心配はなさそうだ


R398からR45と海岸に近いところを走り北上する。

道路わきには、震災で津波が到達した箇所の表示が各所にでてきて、こんなところまで、と津波の凄さに驚く。


気仙沼を走り抜け、陸前高田へ。


震災前の高田海岸の松並木のうち、唯一津波に耐えた「奇跡の一本松」を見に行く。

地震の影響で大きく被害を受けたバックの建物とともに、震災の記憶を消さないためのモニュメントになっているようだ。


海岸沿いは防潮堤や公園整備が急ピッチで進められている。



全ての建物が津波に飲み込まれたこのあたりは、建物は皆無で、津波対策が終わってから本格的に着手になるんだろうな。



震災の影響で何も無くなった場所を確認しながらR340を北上し、遠野市へ。

昨夜ツーマプを見ていて、まだ遠野には寄ってないことを認識して、寄ることにしたのだ


11:00 遠野ふるさと村に到着


ここは、遠野の昔ながらの山里を再現した施設で、江戸中期以降に建てられた茅葺屋根の曲り家で、昔ながらの里山風景を楽しめる。


かやぶき民家は、L字形で曲り家というらしい。


内部は好きに上がって見て良いらしいが、ブーツを脱ぐのが面倒なので、三和土から見学するだけにした。



奥のほうの民家には、白馬がいる家もある。



中央には田んぼがあり、ちゃんと稲が植えられている。



ひととおり見て回ったら12時近かったので、昼食にすることに。

遠野の中心部まで戻って適当に探して、ジンギスカンで有名らしい店に入る。


当然のごとく、ジンギスカンセットを注文
やわらかい生ラム肉を美味しゅういただいた





食後はR396を北上し、盛岡市へ。

天気がいいのと、市街地なので、とにかく暑い


盛岡市のスーパーで買出しして、キャンプ場へ向う。



ちょっと道を間違えながらも、16時前に焼走り国際交流村キャンプ場に到着し、正面に岩手山を見られる場所に設営
ここもTAKAさんの記事を見て、良さそうだなあと思ったキャンプ場だ。



設営完了したら、いかたこ坊主をつまみに早速プシュっと



今日は、俺以外にライダーは居ないようだ。


夕焼けは薄雲のせいで微妙な感じ


でも、岩手山がきれいに見える天気に感謝しながら酒を飲む


夕食は、長女に貰ったレトルトカレー第6弾の炭火焼肉たむらの肉が入ったカレー



明日は、岩手山に登るつもりでいたのだが、身内から電話がかかってきて、拠所ない用事ができてしまい、土曜日までに帰らなければならなくなったので、まことに残念ながら、今回は断念することに


前室で酒飲みながら、明日のルートを考えてたら、眠くなってきたので就寝


走行:246km
天気:曇り時々晴れ

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◆キャンプ場情報(2018年9月時点)

バイクで大人1人で300円。

岩手山の北東側の麓に位置する


フリーサイトの広さはこれくらい。


見てないが、オートキャンプ場キャビン村もあるようだ。

サイトの奥のほうはテーブル・椅子がある。



トイレは水洗で綺麗



炊事場はこんな感じのが2箇所ある



薪で炊飯・調理できる場所もある



風呂は、この温泉館で500円で入れる。キャンプサイトから徒歩圏内にある。
キャンプ受付はこの温泉館の受付で行う。



ごみは分別して捨てられる



岩手山の麓で、綺麗な山容を眺めながらキャンプできるのが素晴らしい。
場所柄、大人数で騒ぐグループもなさそうだし、静かで落ち着ける。
地方自治体運営らしく、料金が安いのもありがたい。
焼走り登山口近くに位置するので、岩手山登山の拠点として泊まるのにも適した場所だ。




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