朝食を茶漬けでささっと済ませて、撤収をはじめる。
朝日に照らされる場内。今日もいい天気になりそうだ
7:00に撤収完了し、管理人さんに挨拶して出発する。
今日最初の目的地は会津若松の
飯盛山だ
県道64を南下し、通勤ラッシュで車が多い会津若松市内を走り、市街地の東の端に位置する飯盛山へ。
ここは、今回のツーリングのメイン目的のひとつである、
白虎隊の自刃の地だ
新政府軍に攻められ焼えさかる会津の街をここで見て、鶴ヶ城が落ちたと思いこんで、わずか16,17歳の少年だった白虎隊20人が自害を決めた場所だ。
当時の町並みからは大きく変わっているが、白虎隊が眺めたであろう会津の町を想像しながら、市内を眺める。
この白虎隊士像の目線の先が
鶴ヶ城の場所らしい
自害した20人のうち唯1人一命を取り留めた、
飯沼貞吉の墓がすぐ近くにある
彼が生き残ったことで、このときのことが克明に後世に伝えられたとのこと
階段正面には、自刃白虎隊十九士の墓と、会津藩婦人殉難の碑が並んでおり、幕末の悲劇に思いをはせる
戸の口原の戦いなど、会津各地で戦死した白虎隊三十一士の慰霊碑もすぐ横にあった。
少年武士と書かれているのが、余計に胸にグッとくるなぁ
新政府軍と戸の口原で戦って生き残った白虎隊20人が、この洞を通ってここ飯盛山に到着したらしい。
この洞のすぐ横に、
さざえ堂があったので寄ってみた。
内部は螺旋状の階段で最上部まで上れる。
最上部はこんな感じ。そのまま進むと下りの螺旋状階段になる。
最後に
飯盛分店の資料館を訪れ、白虎隊に関する貴重な絵や物品を拝見させていただいた。
会津若松には、
西郷家関連など幕末・戊辰戦争がらみで他にも見学したい場所がいくつもあるのだが、この後の予定に影響するので、次の機会の宿題にして、後ろ髪を引かれる思いで出発
市内の混雑を抜け、R49を東へ走り、磐梯山麓の高台から
猪苗代湖を見下ろす
さらにR115を北上すると、左手に磐梯山を望む
この山は1816mで高さはさほどでもないが存在感があり、会津の人々にとって、磐梯山は特別な山なのだろうな
さらにR115を走り、車が多い福島市内を横断して、
霊山登山口に到着
ここは今ツーリングのメイン目的地の2つ目だ
霊山は南北朝時代に、
北畠顕家が北朝に対抗するために築いた、
霊山城があった山だ。
ここの内容については、後日別記事で書くことにし、ここでは省略する。
霊山を後にし、さらにR115を走り、
相馬ICから
常磐自動車道に入って北上する。
このあたりはずっと対面通行なので、後ろから車が迫ってくるのがうっとうしい
仙台市周辺になると車線数が増えて、マイペースで走れるので助かる。
仙台市を過ぎ、
春日PAでコーヒー休憩
鳴瀬奥松島ICで高速を下りて一般道を走り、
神割埼キャンプ場に到着
ここも
TAKAさんの記事で知ったキャンプ場だ。
神割観光プラザで受付をし、海に近いサイトに設営完了
高速下りてからキャンプ場まで、道沿いにはコンビニもなかったので、今日はビールなし
今日の夕食は、長女に貰ったレトルトカレー第5弾の
おくすりやさんの根菜カレー
食後は、とろべぇをつまみに焼酎を飲んで過ごし、
そのうち波音を聞きながら、就寝
走行:324km
天気:曇り時々晴れ
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◆キャンプ場情報(2018年9月時点)
バイクで大人1人で900円。
宮城県北部で、太平洋に突き出した
神割埼の突端にある。
三陸海岸の特徴である断崖の上にあり、なかなか眺めがいい。
受付は神割観光プラザ内にある。
トイレは何箇所かあるが、サニタリー棟のトイレは水洗できれい
炊事場は数箇所あるが、サニタリー棟の炊事場が一番きれい
ゴミは分別して捨てられる
観光プラザ内に食堂がある。
風呂はないが、コインシャワーが3分200円で使える。
車両は基本的には乗入禁止だが、設営・撤収時に限り、サイト内や通路まで乗り入れることができる。
バイクは観光プラザの下のスペースに駐車できる。雨が降っても当たらないのがありがたい。
付近に買出しできる場所は無いので、来る途中に寄り道してスーパーかコンビニで調達してからくるのが賢明
設備も必要十分、料金も手ごろで、なにより高台から太平洋を眺めながらキャンプできるロケーションがいい。
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