5月1日~2日
夜中から、雨がしとしととテントをたたく音がする。
朝方は、強風にも見舞われ、テントを中から押さえるほどだった。
そんな中、他のグループの方は撤収していき、俺だけが残った。
雨と強風では、移動するのも辛いし。。。
ということで、連泊決定し、管理人さんに連絡する。
雨が止むと、外を散歩。
雨が降ると、テントの中でラジオを聞きながらくつろぐ。
このときは、前室の広さのありがたさを実感した。
明日は平日なので、誰も来ないだろう。
初の完ソロかぁ? 寂しいけど、ま、それもいいか。
って思ってると、テントの外から「こんにちは」と声が。
・・・誰?管理人さん?
テントの外には、山菜オフで隣に張っておられた、たまねぎ組合さんの顔。
一日遅れで、四尾連湖へ行くと言っておられたが、忘れてた。
ということで、設営を手伝って、隣のサイトに設営完了。
昨日ユニの焚き火テーブルを買ってきたそうな。椿荘での影響か?
夕方雨があがった後、綺麗な虹が...
その後、山の中から白いものが出てきたかと思ったら、急に濃い霧が...
霧が引いたら、湖面に映る水明荘と山の姿...
翌朝は、はじめて晴れた四尾連湖の姿...
連泊したおかげで、いろんな四尾連湖が見られて、堪能できた
夜は、たまねぎ組合さんの料理をご馳走になり、いろんな話をしながら酒を飲んで就寝。
2日は帰路につくので、朝、早めの8時15分に撤収。
たまねぎ組合さんに見送られて、一輪車で荷物を運び、荷造り。
管理人さんのお義姉さんも、ローライダー乗りということで、キャンプ道具の積載方法やツーリングの話でしばし盛り上がる。
キャンプ場を、8時半に出発。
黄砂が酷いので、朝霧高原へは向かわず、増穂ICから高速に乗り、中央道で帰ることにした。
昼食は、駒ヶ根へソースカツ丼を食いに行きたかったが、1000円をケチって、駒ヶ岳SAのソースカツ丼で我慢。
さすがに平日だけあって、全く渋滞は無く、頻繁にSAに寄って休憩しても、15時には帰宅していた。
◆キャンプ場の情報
炊事場は、屋根付きで、薪用のコンロもある
トイレはポットンだが、綺麗に清掃してある。
サイトは、いくつかあり、変化に富んでいる。
一番手前の、林の中の区画サイト
その奥の、一番広いフリーサイト
その奥の、区画サイト
階段を上っていくと、いくつかの区画サイトがあり、
上から四尾連湖を見下ろすのも、なかなかいい感じだ。
---------------------------------
町中から10kmも山を登った、ほんとに山の上に湖がある。
キャンプサイトは、管理棟から湖をはさんで反対側に位置する。
駐車場からサイトまでが遠く、荷物を運ぶのに一輪車を、おっかなびっくり押していかなければならないが、サイトに到着すると、その景色とキャンプ場らしさに感動する。
高規格のキャンプ場に慣れたファミリーやグループには、サイトまでの不便さや、ポットントイレなど設備面で辛いかもしれない。
しかし、そんなことを気にしないキャンパーには、至福のひと時を与えてくれる、真にシビレるキャンプ場である。